わずか3畳の広さの温室です。ここに、溜め水用90cm2本、ブライン孵化用60cm1本、飼育水槽の60cm6本、45cm1本、40cm16本、30cm43本の合計69本が詰め込んであります。
 温度管理はエアコンで24時間体制で、上の段と下の段では多少温度差がありますが、大体22℃〜25℃ぐらいになってます。狭いので電気代はそれほどかからないようです。最近のエアコンは全部インバーターだし、作る時に壁や天井に断熱材をたっぷり入れたのも良かったかな。
 床はセメントのままで、画面奥に排水溝があって、そのまま水を流せるようになってるので、水がこぼれても問題なしでが、湿気が溜まるので水替えの時はホースで直接排水溝へ流します。 見た目ちょっと汚く見えるでしょ?でも本当はすごく汚いんです、これが。
ろ過は典型的な大磯に底面です。画像は40cm水槽で2枚使います。30cmは1枚です。
各水槽へエアを送るエアポンプです。現在は、60Wと40Wの2基でエアを供給しています。
換水用の溜め水です。90cm標準水槽が上下に2段あります。 中に投げ込み式フィルターが入っており、水道水のカルキを飛ばします。だいたい15〜20時間ぐらいでカルキは抜け、水温も室温と同じぐらいになりますので、 1日置いたら飼育水槽へ給水することができます。
真ん中にビニールパイプが2本ありますが、上が給水用で下がエア送風用です。 エアチューブとコックを使って各水槽に水とエアを送れるようになっています。
主に器具を消毒するためのスチーマーです。どれぐらいの効果があるかはっきり言ってわかりませんが、まぁ気休めです。
底砂を掃除するためのポンプです。ホースを繋ぐことで直接排水溝に流します。私は丸洗いはあまりしませんので、これでまめに汚れを吸い出して部分換水をします。
ニッソーの産卵箱です。仔を採る時は、基本的にこれを使いますが、30cm水槽には1個しか入らないので、お産が重なったときはプラケースに産卵箱を入れて産仔させることもあります。
 使う時はこれに、親と仔を分ける仕切り板が入ります。このタイプは底にろ過スポンジと横に循環用のエアストーンがついてますが、邪魔なので捨てちゃいまいした。いらねーよ、あんなもん。
撮影用の15cmキューブ水槽です。以前はこれにちっちゃいスポンジフィルターを入れて2ペアぐらい飼ったりしたこともあります。ちゃんと産仔もしましたが、直ぐ食べられました。100%観賞用にしか使えないですね。やっぱり。
ブラインシュリンプは朝と晩の2回孵化させてます。以前は室温でもよかったのですが、最近は28〜30℃が必要なので、こうして60cm水槽にヒーターを入れて孵化させます。右の投げ込み式フィルターは水を循環させるために入れてあります。こうしないと水温にバラツキがでて孵化率が下がります。

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